こんにちは、さらちゃんです。今回は占星術師の最終装備ってどうやって考えているのかご紹介します。
基本的にどこのブロガーさんも海外のDiscordにあるThe Balanceさんの最終装備を翻訳して紹介しているところがほとんどです。確かにかなり凄腕の海外ニキたちが装備を考えているのでそのままコピーするだけで十分強いです。
じゃあなぜその装備になったのか?—————実はそこまで詳しく書かれていないことがほとんどです。
一部のブロガーさんはスプレットシートやExcelなどに書き起こして考えてるなって方もおられます。
私は装備を考えるプロではないですが、基礎知識だけはあるので、痒い所に手が届くような記事を書いていきたいと思います。
ディヴィネーションをリキャで使えるGCDに合わせる
占星術師の生命線であるディヴィネーションですが、火力を出すためにはリキャで使えるように調整する必要があります。
もし1秒ずつズレてしまうと6分のバーストで3秒もズレてしまうことになります。これはかなりのロスになります。全員が1秒ずつズレてバーストをする装備を組んでいれば大丈夫なんですが、基本的にありえません。どのDPSもバーストは必ずリキャで使ってきます。
占星術師にはアストロダインというGCD加速アビリティがあるので、それを考慮して一番ベストになるGCDは2.49・2.48・2.43・2.39・2.34・2.30になります。

一番強いのは2.30ですが、早すぎてカード回し中にGCDを詰まらせてしまったら元も子もないので、初心者の方はGCDが遅いほうがいいかもしれません。
スペルスピードは一切GCDを止めない自信がある人向けのステータスですので…
閾値と期待値を考える
クリティカルやダイレクトヒット、意思力など全てのサブステータスに閾値というマスクデータが存在します。そこから期待値を乗算して一番高くなるところを考えます。
閾値というのは期待値が変わる間の数値のことで…説明が難しいので画像で説明します。

画像で紹介した通りで、閾値を上手く調整して期待値の乗算が一番大きい組み合わせでサブステータスを組み、マテリアを調整します。
クリティカルは数値を上げれば上げるほど強くなり、ダイレクトヒットと意思力は上げても期待値の伸びは同じです。

みにくいグラフで申し訳ないですが、クリティカルの期待値が逆転するのは2804です。
期待値が逆転するのは2804ですが、クリティカルは常にグラフの傾きが上がっていくのでダイレクトヒットと意志力の期待値の傾きを超えればクリティカルが優先されます。
意思力は閾値の幅が広いので無駄がないように調整します。

装備の組み立て手順
まず初めに火力装備を作るなら信仰のない装備をピックアップします。そこから自分の好みのGCDを設定して食事込みで閾値ギリギリでスペルスピードを調整します。
スペルスピードの閾値はめちゃくちゃ大きいので、ここをどれだけ無駄なく調整できるか重要なポイントです。
余ったマテリア穴の数からクリティカル、ダイレクトヒット、意思力の一番いい期待値の組み合わせを考えて終了です。
新式について
マテリアの穴が多いのと信仰も入ってくるので、組み合わせを考えるのが一番難しいのが新式装備です。
これも上記の装備組み立て手順同様にGCDを設定して一番期待値の高いマテリアの組み合わせを考えて、零式攻略中で信仰が不安なのであればそこも調整するといった感じで装備を考えています。
信仰について
火力詰めの装備では一切使うことがないですが、信仰にも閾値が存在していて、できるだけ無駄のないようにするといいです。
例えばMP自然回復が251だとすれば、一の位の1ってめちゃくちゃ無駄なんです。一の位は0か5に調整するのが一番回復効率としては良くなります。
ケアルやグレアなど、基本的に消費MPは400(百の位)で十の位に数字が入っている魔法ってないので極論を言えばMP自然回復を300や400に調整することが望ましいです。
ただ300や400の信仰ってめちゃくちゃ多いので、250や225といった感じに調整してあげると無駄がなく、他のサブステータスを火力に回すこともできます。
トークン装備しか集められない人向けに信仰を調整を調整したいときや、MPがきつい絶などの装備を組むときに参考にすることがあります。
正直新式が一番めんどくさい…(泣)