こんにちは、さらちゃんです。今回はパソコンを初期化したついでにACTやオーバーレイなどのプラグイン導入方法をまとめていきます。
操作ごとにかなり詳細に画像を作りましたのでスムーズに導入できると思います。
ACTはPC版のFF14をしていて、戦闘が好きな人なら必ずと言っていいほど導入されています。ただこれをトリガーに問題もたくさんある外部ツールです。導入・使用は自己責任でお願いします。
当記事ではツールを使用すること発生するいかなる不利益を一切の責任を負いません。
導入・使用は自己責任です。
ご自身のエオルゼアライフを守るために「絶対に口外にしない」「使用を匂わせない」など、最大限注意を払うことをおすすめします。
周知の事実ですが、公式ではアウトと判断されており使用が判明した時点でアカウント停止措置をすると過去に公言しています。実際に海外のワールドファーストチームに使用が発覚し、メンバーが容赦なくアカウント停止されています。
ちなみにACTはAdvanced Combat Trackerの略です。
ACT導入準備
これから紹介する二つのソフトはACTとプラグインの動作に必要になってきますので、インストールされているか確認してください。しかし私の初期化したパソコンにはデフォルトで入っていました。
.NET Framework 4.8
Windowsでソフトを動作させるために必要なマイクロソフトのアプリケーションです。
ほとんどのパソコンは初期からダウンロードされていますが、確認のため一度ダウンロードすることをおすすめします。これがないとACTが動作しないです。

もしダウンロードできていない場合、手順にそってダウンロードを行ってください。
Visual Studio 2017 用 Microsoft Visual C++
C言語で作られたアプリケーションを動作させるために必要です。
プラグイン等の動作で必要になってきますのでダウンロードしておきましょう。こちらも大半がデフォルトで入っている場合もあるのでその場合はスルーしていただいても大丈夫です。

こちらもダウンロードできていない場合、手順にそってダウンロードを行ってください。

.NET Framework 4.8とVisual Studio 2017 用 Microsoft Visual C++はクリーンインストールしたパソコンでも入っていたからほとんどのパソコンに入ってると思います!
ACT本体をダウンロードする
ACTを導入する準備が整ったのでダウンロードしていきます。
ACTをダウンロードページでダウンロードする

ダウンロードページに移動してAdvanced Combat Tracker – ZIP Archiveをクリックし、ダウンロードを待ちます。一瞬で終わります。


ファイルをダウンロードが完了すると、このフォルダが自動で表示されると思います。もし表示されないのであれば【エクスプローラー】→【ダウンロード】→【ACTv3】にありますのでそこを確認してください。

【すべてを展開】をクリックします。

【展開】をクリックしダウンロードしたZIPファイルを展開します。
ファイヤウォールによるアプリケーションの許可
ACTのファイヤウォールの変更を行います。こちらの作業を行わないと正確にDPSを計測できないです。

Windowsのスタートボタンの右にある検索バーに「ファイア」と入力すると予測変換でWindowsファイアウォールによるアプリケーションの許可が出てきますのでそれをクリックします。
もし出てこない場合は【スタート】→【設定】→【更新とセキュリティ】→【Windows セキュリティ】→【Windows セキュリティを開く】→【ファイヤウォールとネットワーク保護】→【ファイヤウォールによるアプリケーションの許可】でページに移動することができます。

ページを開くと【設定の変更】をクリックしてください。

設定の変更をクリックすると【別のアプリの許可】をクリックできます。

ウィンドウが出てきたら【参照】をクリックしてください。

ここまで手順通りにやっていればACTのフォルダはダウンロードにあります。

【Advanced Combat Tracker】をダブルクリックします。もしくはAdvanced Combat Trackerを選択して【開く】をクリックしてもできます。

アプリの追加にAdvanced Combat Trackerが選択しているのを確認してから【追加】をクリックする。

【プライベート】と【パブリック】どちらもチェックを入れて【OK】をクリックすれば、ファイアウォールの設定は完了になります。
ACTを管理者権限で開く
管理者権限でACTを開かないとACTがうまく動作しませんので必ず設定しましょう。

先ほどと同様にダウンロードに入れたACTv3を探し、【Advanced Combat Tracker】を右クリックして【プロパティ】をクリックする。

プロパティを開くと、全般のタブになっているので上部にある【互換性】をクリックして、【管理者としてこのプログラムを実行する】にチェックを入れます。あとは【OK】を押せば完了です。

警告が出てきますが【詳細情報】をクリックして【実行】をクリックします。

今までACTの導入でウィルスに感染した!って聞いたことないから大丈夫だよ!

管理者権限でファイルを開くと必ず表示されます。ここは【はい】を選択してください。これで
管理者権限で起動することができました。
Startup Wizardを設定する

ブロックされているdllファイルなどを解除するために【はい】をクリックします。

初回にACTを起動するとStartup Wizardが開かれます。ここは【Next】をクリックします。

数秒待つと自動でFFXIV Parsing Pluginが選択されますが、選択されない場合はプルダウンから探してください。
FFXIV Parsing Pluginが選択されていることを確認してから【Download/Enable Plugin】をクリックします。数秒でダウンロードが終わります。終わったら完了のウィンドウが出てきますので【OK】を選択してください

最後に3⃣の【Next】をクリックします。

Nextを選択するとFFXIV?とウィンドウが出てきますので【はい】をクリックします。

【Next】をクリックします。

最後に【Close】をクリックします。これでStartup Wizardは終わりです。
ACT Pluginの設定とOptionの設定
ここまで来たらほぼ終盤です。ACT側の設定をしていきましょう。
Pluginの設定

ACTの画面から【Plugins】を選択し、先ほどStartup Wizardでダウンロードした【FFXIV ACT Plugin】を選択します。
画面に右にあるLanguageにプルダウンがあるので【日本語】を選択し、Parse Filterを【Party】にしてください。
もし英語でプレイされているのであれば、Languageは【English】になります。FF14ではプレイする言語によって流れてくるログが異なるので、ここが設定されていないとDPSを計測できません。
Optionの設定

【Options】を選択して【General】を選択します。Number of seconds…を【60】にします。
この60は戦闘時間60秒を計測するという意味の60で履行技などが60秒以上だと計測が切れてしまいます。もし不便だと感じたらここの秒数を伸ばしてください。
実際にACTで計測してみる
計測までの設定はここまでです。一旦ACTを再起動するためウィンドウを×で閉じてください。
ACTを再度権利者権限で立ち上げ後木人を叩いてみてください。ちゃんと計測できていますでしょうか?

【Main】を選択するとDPSが計測されているか確認ができます。
もし計測できていなければどこかの設定が間違っている可能性があります。
次からは画面に計測画面を出す設定をしていきます。

ちなみにここまでACTv3フォルダをダウンロードの場所に入れたまんまになってると思うけど、ダウンロードのフォルダはよく使うから埋もれやすいんだ!
ドキュメントにフォルダを移動させると埋まらないから便利だよ!
Overlay プラグインを導入する
ゲーム画面に計測を出すにはオーバーレイプラグインを導入する必要があります。今回はオーバーレイで有名なKagerou(かげろう)を導入する手順を説明していきます。

ACTの画面から【Plugins】を選択し、右端にある【Get Plugins…】をクリックします。

プラグインタイトルの読み込みに数秒かかります。表示されれば、【Overlay Plugin】を選択して、【Download and Enable】をクリックしてください。

ダウンロードが完了すると成功したとウィンドウが出てきますので【OK】をクリックしてください。

新しく【Overlay Plugin.dll】のタブが出ていますのでそこを選択して、左下にある【追加】をクリックします。

1⃣にところをクリックするとプルダウンでたくさんのオーバーレイのプリセットが出てきます。今回は【Kagerou】を選択してください。名前はなんでも大丈夫ですが、わかりやすいように【Kagerou】と入力します。最後に【OK】をクリックします。

設定が完了すると左上にKagerouオーバーレイが出てきてると思います。これで木人を殴るとわかると思いますが、リアルタイムでDPSを計測することができるようになります。
以上でオーバーレイの導入は終了です。お疲れ様でした。
Kagerouも右上の【…】からいろいろ設定を変えることができるので試してみてください。

自由度はかなり高いのでいろいろ設定してみてください。
Hojoringを導入する
Hojoringはシナジーのリキャストの管理に便利です。他にも敵のHP情報や対象との距離までわかることができますが、今回はリキャストの設定を目標に導入をしていきます。
Hojoringの導入ため7zipをダウンロード
Hojoringには7zipという強力な圧縮ソフトが使われているため、Windowsに標準搭載されている解凍ソフトでは解凍できません。なので7zipを導入する必要があります。

64ビットであれば上のダウンロードをクリックします。32ビットであれば下のダウンロードをクリックします。
もし自分のパソコンが何ビットかわからない場合はタスクバーにある左下の検索バーからPCと入力すると、PC情報と予測変換が出てきますのでそちらをクリックして確認することができます。


赤枠の部分がパソコンのビット数です。私のパソコンは64ビットらしいです。

ダウンロードしたファイルを開くと上の画像のウィンドウが出てきますので【はい】をクリックしてください。

【Install】をクリックします。軽いソフトなので一瞬でインストールされます。
これでHojoringを導入する準備が整いました。
実際にHojoringを導入する
これからHojoringを導入していきます。

最新の7zipファイルを選択します。Hojoringは更新頻度が多いのでバージョンが違うことがありますが、最新のファイルをダウンロードしてください。今回は10.2.5をダウンロードします。
ダウンロードが完了すると【エクスプローラー】の【ダウンロード】に入っているので確認してください。

【ダウンロード】を選択し、【ACT.Hojoring】を右クリックします。そこから【7-Zip】をクリックし【展開】をクリックします。

展開先を確認して【OK】をクリックします。

これで無事解凍できました。解凍できたファイルは自分のわかりやすい場所に移動させてください。※分かりやすいようにACTv3のフォルダ内に入れておくと便利です。


ACTの画面に戻り、【Plugins】のタブを選択し、【Browse…】をクリックします。

先ほど解凍したHojorinから【ACT.SpecialSpellTimer.dll】を選択し、【開く】をクリックします。基本的にHojorinはここのdllファイルから便利な機能を取ってきます。

SpecialSpellTimerが選択されていることを確認して【Add/Enable Plugin】をクリックすると導入は完了です。
Hojorinのスペスペを設定する
スペスペの設定をしていきます。今回はパーティにいる忍者のぶんどるの残りリキャスト時間を表示させます。

画像通りに手順を進めてください。4⃣は白枠を右クリックすれば出てきますので、出てきたら【新しいスペル】をクリックします。

画像ではぶんどるになっていますが、最初は【NewSpell】になってます。スペルの名前をNewSpellから【ぶんどる】に変更し、マッチングワードに【の「ぶんどる」$】と入力してください。正規表現にチェックを入れてリキャスト時間に【120】と入力してください。

ぶんどるのアイコンを出すためにアイコンを入手します。1分ほどでダウンロードが完了します。ダウンロードが完了したらここで一回ACTのウィンドウを閉じて立ち上げなおします。

Hojoringのファイルの反映はリアルタイムで行われないから、ファイルを追加したらいったんACTを再起動しないといけないんだ。
何かおかしいなと感じたら大体ファイルが未反映な場合が多いから再起動で解決しよう!

【アイコンを選ぶ】をクリックし【Ninja】を選択します。【ぶんどる】をクリックして設定は終了です。

こんな感じでリキャストの残り時間を表示させることに成功しました。これでバーストタイミングがずれていないか確認することができます。
ほかにも文字やバーの幅や長さなど変えたり円形にデザインできたりもしますのでいろいろ触ってお気に入りの設定を見つけるのも楽しいと思います。
マッチングワードのサンプルは関連記事を載せておきますので参考にしてください。
最後に
ここまで設定お疲れ様でした。これで一通りACTにできる機能を搭載することができました。
設定など幅広く変更できるのでいろいろ試してみてください。

ACTで数値を晒上げる行為は絶対にダメ!!
ACTは新生時代の邂逅編からあるツールだけど、たびたび問題になっては炎上を繰り返しているよ。特に配信画面で使う際は表示させないなど処置を取って使用には十分気を付けてね。

もしACTがない世界だったらバトルログからスプレットシートに起こしてダメージ計算をしてる世界線だったからそれを簡略化してるにすぎないんだよね…
私だったらそうしてるかも?
記事は以上になります。閲読ありがとうございました。
コメント失礼します
スタートアップウィザードでネクストではなく間違えてクローズを押してしまったのですが初回しか出てこないっぽいので困っています。
一度全て最初からやり直した方がいいのでしょうか?
始めからやり直した方が確実だと思われます
うまく返信つかなかったので・・・
上記にて、ゲーム起動後にACT起動すると正しく計測されない問題について
>Inject and use Deucalion for network dataにチェックを入れると解決します!
となっておりますが、こちらにチェックを入れるとゲームが落ち、
当方のウィルス対策ソフトがマルウェア検知してしまいます。
なにか対策ありますでしょうか。
セキュリティソフト何を使っているかによりますが
私はWindowsディフェンダーしか使っていないですが正常に動いています
>6.35から、ゲームを起動する前に
>ACTを起動しておかないと、ダメージが計測できないようになってるだけでした!
>解決しました!
ですが、FFXIV ACT Pluginタブで
FFXIV Game Data Collectionエリアの
Inject and use Deucalion for network dataにチェックを入れると解決します!
情報ありがとうございます!
パッチリリース直後はACTがバージョンアップしないと計測できないと思うんですが、FFlogsを見るとパッチリリース当日にデータをアップロードしている人が何人もいます。
何か方法があるんでしょうか?
コメントありがとうございます。
ACTの公式Discordで早期パッチを配布しているので、それを使ってアップロードしていると思います。
なるほど!そういうのがあるんですね。
ありがとうございました!
大変親切な記事ありがとうございます。
こちらはWindows11とかでも同じ手順で出来ますでしょうか?
コメントありがとうございます。
同じ手順でいけますが、画面のUIが違いますので少し戸惑う可能性がありますね。
なるほど。そういう事だったんですね。
あと、すいません。ACTを立ちあげて最初は問題なく計測されるんですが、ACTを一度閉じて、もう一度ACTを使おうとすると計測されません。
一度PCを再起動すれば問題なく使えるのですが、何か原因は考えられますか?
計測できない時に、こういうエラーが出ます↓
Error: Failed to find enmity memory for 6.1: charmapAddress.
このエラー自体はOverlayのものですが、ACT本体の左側にあるMainの所も計測されません。
ACTのDiscordチームを確認してきました。どうやら作業が難航しているらしく上手く起動できていないようです…アップデートを待ちましょう。
すいません。コメントが反映されなかったので、何回か返信してたら
別の質問者さんのコメントに返信してしまってました。失礼しました。
6.35から、ゲームを起動する前に
ACTを起動しておかないと、ダメージが計測できないようになってるだけでした!
解決しました!
返信ありがとうございます!
同じご質問持たれてる方もいるかもしれないので、試してみて、勝手ながらまた結果書き込ませて頂きますね!
ありがとうございます_(._.)_